自転車競技の見方
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■ケイリン ; Keirin
 日本から生まれた自転車競技のトラック種目で、シドニーオリンピックから正式種目に採用され、2008年の北京オリンピックでは永井清史選手が銅メダルに輝きました。

 全国高校総体では平成13年の第52回大会から、全国選抜大会では平成9年から実施されています。

 ケイリンは6〜8名の選手が抽選で横一列に並び、スタートして2kmの距離で着順を争う競技ですが、デルニペーサー(モーター付き自転車)に飛ばれる先導バイクによりゴール前600〜700mまで誘導されます。

 これは先頭選手の風圧を軽減するためにとられますが、この間、選手はペーサーを追い越すことはできませんので、ベストポジションをめぐっての駆け引きが行われています。

 ペーサーのペースは徐々に上げられ、ペーサーが退避するころにはペースは時速50km前後に上がっています。

 ペーサーが退避すると、選手はゴールを目指してスプリントを開始します。ゴール前は自転車競技ならではの迫力があります。