自転車競技の見方
Home > 一般向情報 > 自転車競技の見方 > ポイント・レース




■ポイント・レース ; Points Race
 この競技の歴史は古く、全国高校総体では昭和26年の第2回大会から、全国選抜大会でも第1回大会から実施されています。初期には距離が10kmで実施されていましたが、現在では全国高校総体と全国選抜大会では予選が16km、決勝は24kmとトラック競技では最長のレースです。

 この種目は、20〜24名前後の人数で行われ、スタートは1周のローリングスタートで競技を開始します。

 スタートして、2km毎に1回のポイントラインが設けられ、その通過順位によって1着5点、2着3点、3着2点、4着1点が与えられます。このポイント周回の1周前にはフラッグとブザーで次の周回がポイントラインであることが知らされます。

 また、集団を1周追ついた(ラップした)選手には20点が加算されます。

 順位はこれらの得点の多い者が上位となりますが、同点の場合にはゴールの着順が早いの者が上位となります。

 トラック競技の中で最長の距離を走る持久力やペース配分、他の選手の得点を計算しながらのレース展開など、「頭脳レース」とも呼ばれます。