JCFジュニア強化情報
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第3回全日本ステージ・レース in いわて 現地リポート
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RESULT
[Awards Rank] |
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Communique
[StartList & Result] |
【第4ステージ】 9月4日(日)、いよいよ最終の第4ステージを迎えました。今日は昨日までとは異なり風は強いものの晴れ間ものぞく天気となりました。 今日のコースも昨日使用した岩手山パノラマラインコースですが、距離が短くなり女子は3周回と0.4kmの取付け道路を加えた46.9km、男子は6周回と0.4kmの取付け道路を加えた93.4kmで行われます。 男子のレースでは、第2、4周回終了時に中間スプリントを設定し、その1〜3位の競技者に、3-2-1秒のタイム・ボーナスが与えられますが、女子のレースでは中間スプリントの設定はありません。さらに、男女とも最終スプリントにおいては10-6-4秒が1〜3位の競技者に与えられます。また補給は、男子のみ第4周回と第5周回が認められます。 スタートは男女ともパレードスタートで、一定の距離の間はニュートラルとなりコミッセールの合図で正式スタートとなります。8:00に男子、8:02に女子がスタート地点の岩手山焼走り国際交流村前をスタートしました。 女子の部は、リーダーの西選手(JCFチーム)がこのままリーダージャージを守れるか、それともトップとのタイム差が少ない森本選手(JCFチーム)の逆転があるかが注目されました。 しかし、今日も西選手と森本選手が逃げ出しレースをコントロールし、最後は西選手と森本選手の2名が一緒にフィニッシュし、井上選手(JCFチーム)がトップと2分38秒差で3位となりました。 男子の部は、総合第2位の西村選手(関東高体連選抜2年)が個人総合成績の逆転を狙って積極的に動き、3周回目あたりから単独で集団から逃げ一時はメイン集団に1分30秒ほどのタイム差をつけましたが、ラスト2周回あたりで集団につかまり、そこからリーダーの徳田選手(京都府北桑田高校2年)や西村選手を含む10名の逃げ集団が形成されました。 ラスト1周回あたりでは、先行集団から横山選手(北信越高体連選抜)が単独で逃げをうちました。しかし、総合成績を争う徳田選手は同じ集団にライバルの西村選手がいる以上、前を無理に追走する必要もの無く、そのままの状態で横山選手はフィニッシュに向かい第4ステージ優勝を飾りました。2位は広瀬選手(神奈川県高体連選抜2年)、3位は城田選手(九州高体連選抜Bチーム)でした。 リーダーの徳田選手はトップと44秒差の15位でフィニッシュしました。 この結果、第4ステージ終了時点でタイム・ボーナスを加えた個人総合成績は、女子の部では西選手(JCFチーム)が優勝、6秒差の2位に森本選手(JCFチーム)、トップと4分24秒差の3位に井上選手(JCFチーム)となりました。 男子の部では、徳田選手が一度もリーダージャージを他の選手に渡すことなく優勝、逆転を狙った西村選手がトップと59秒差の2位、トップと3分9秒差の3位に広瀬選手が入りました。また、第4ステージ終了時点の団体総合は、女子の部はJCFチームが1位を守り、22分12秒差で全国高体連選抜が2位、トップと1時間24分34秒差で札幌選抜Aチームが3位となり、男子の部は京都府北桑田高校が逆転で初優勝し、3分17秒差で和歌山県和歌山北高校が2位、トップと3分55秒差で関東高体連選抜が3位となりました。 競技終了後、岩手山焼走り国際交流村駐車場特設ステージで閉会式並びに表彰式が行われ、団体総合1位〜3位、個人総合1位〜3位にメダルと副賞が、個人総合優勝者にリーダージャージが授与されました。 |
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第4ステージ-スタート風景
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第4ステージのレースの模様 |
第4ステージ優勝-横山選手 |
女子団体の表彰 |
男子団体の表彰 |
個人総合優勝-徳田選手 |
【第3ステージ】 第3ステージは9月3日(土)午前、台風の影響で風も強く時折雨の降る条件のもと、岩手山パノラマラインコースで個人ロードレースが実施されました。 このコースは1周15.5kmで、女子は4周回と0.4kmの取付け道路を加えた62.4km、男子は7周回と0.4kmの取付け道路を加えた108.9kmで行われます。 このコースは、今年6月に行われた全日本選手権ロードと同じコースを使用して行われ、周回後半の登り区間と強風が今日の勝負ポイントになりそうです。 男子のレースでは、第3,5周回終了時に中間スプリントを設定し、その1〜3位の競技者に、3-2-1秒のタイム・ボーナスが与えられますが、女子のレースでは中間スプリントの設定はありません。さらに、男女とも最終スプリントにおいては10-6-4秒が1〜3位の競技者に与えられます。 補給については、男子は第4周回から第6周回まで補給が認められ、女子は補給が認められません。 スタートは男女ともパレードスタートで、一定の距離の間はニュートラルとなりコミッセールの合図で正式スタートとなります。8:00に男子、8:02に女子がスタート地点の岩手山焼走り国際交流村前をスタートしました。 女子の部は、レースの序盤から西選手(JCFチーム)、森本選手(JCFチーム)の2名が抜け出し、井上選手(JCFチーム)、斎藤選手(全国高体連選抜)の2名がこれを追う形で進み、最後も先行する2名のゴール勝負となり、西選手が優勝し、井上選手も斎藤選手を引き離して3位となりJCFチームが上位3位を独占しました。 男子の部は、前半から集団からの逃げが何度もあり、途中の4周回あたりからは中田選手(和歌山県和歌山北高校3年)と秋田選手(北信越高体連選抜3年)の2名が先行する形になり集団のペースが上がらない中、5周回終了あたりではメイン集団に最大5分もの差をつけました。 しかし、ラスト2周回に向かう登りでリーダーの徳田選手(京都府北桑田高校2年)や総合2位につける西村選手(関東高体連選抜2年)などが追走を開始しトップとの差をつめて行きました。 ラスト1周回ではトップ2名も吸収され新たなトップ集団が13名ほどで構成された。 最後は登りの勝負となりリーダーの徳田選手がトップでフィニッシュし、5秒差の2位に菊山選手(関東高体連選抜2年)、7秒差の3位に安田選手(京都府北桑田高校1年)が入りました。総合2位の西村選手はトップと48秒差の6位でフィニッシュしました。 この結果、第3ステージ終了時点でタイム・ボーナスを加えた個人総合成績は、女子の部では西選手(JCFチーム)がトップを守り、10秒差の2位が森本選手(JCFチーム)、トップと1分44秒差の3位が井上選手(JCFチーム)となりました。 男子の部ではリーダーの徳田選手(京都府北桑田高校2年)がトップを守り、1分6秒差の2位が西村選手(関東高体連選抜2年)、安田選手(京都府北桑田高校1年)がトップと2分54秒差の3位となり、最終ステージは上位2名の選手によるトップ争いとなりそうである。 このレースで40名の選手がタイムアウトとなり、明日の第4ステージは出走出来なくなりました。 このルールもステージレース独特のもので、厳しいようですがこの悔しさを糧にタイムアウトにならないような実力を付けて欲しいと思います。 また、第3ステージ終了時点の団体総合は、女子の部はJCFチームが1位を守り、14分7秒差で全国高体連選抜が2位、トップと1時間8分6秒差で札幌選抜Aチームが3位となり、男子の部は関東高体連選抜が京都府北桑田高校を逆転して1位となり、3分2秒差で京都府北桑田高校が2位、トップと6分33秒差で和歌山県和歌山北高校が3位となりました。 競技終了後、岩手山焼走り国際交流村駐車場特設ステージで表彰式が行われ、リーダージャージが徳田選手と西選手に授与されました。 |
第3ステージ-スタート風景 |
第3ステージ-逃げ集団 |
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第3ステージ-フィニッシュ(徳田選手) |
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第3ステージまでのリーダー徳田選手 |
【第1ステージ】 第1ステージは9月2日(金)に安比高原を舞台に、個人タイム・トライアルが行われました。 距離は3.3kmで高低差約100mの登りのコースで男女とも行われ、最初に女子が9時から13名がスタートし、男子は9時30分から121名がスタートします。各選手は1分間隔でスタートし、そのゴールタイムを競います。 女子の部は、井上選手(JCFチーム)が、2位の斎藤選手(全国高体連選抜)に6秒の差をつけて優勝しました。 男子の部は、徳田選手(京都府北桑田高校2年)が優勝し、11秒差の2位に西村選手(関東高体連選抜2年)、トップから12秒差の3位に広瀬選手(神奈川県高体連選抜2年)となり、徳田選手はこのステージにおいて2年連続の優勝でした。 ちなみに、この大会の第1回大会の第1ステージ個人タイム・トライアルの優勝者はこの徳田選手のお兄さんで、兄弟で3年連続第1ステージ個人タイム・トライアルを制するという珍しい記録となりました。 第1ステージ終了時点の団体総合は、女子の部はJCFチームが1位で、15秒差で全国高体連選抜が2位となっており、男子の部は京都府北桑田高校が1位で、14秒差で福島県学法石川高校が2位、トップと15秒差で関東高体連選抜が3位となりました。 競技終了後、スタート・フィニッシュ地点の表彰スペースで表彰式が行われ、男子優勝の徳田選手と女子優勝の井上選手に黄色のリーダージャージが授与されました。 このジャージは、各ステージ終了時点で総合時間1位の選手に授与されるもので、次のステージはこのジャージを着用してレースに出場します。最終的にこのジャージを獲得した者が総合1位となりますので、ステージレースはこのジャージを獲得する戦いと言えます。 【第2ステージ】 第2ステージは9月2日(金)午後、台風の影響で風が強く雨も時折降る天候の中、安比高原コースでクリテリウムが実施されました。 この日は午前中に個人タイム・トライアルが行われており、1日で2ステージをこなすことになります。距離は1周2.4kmのコースを女子は10周回24.4km、男子は15周回36.0kmで行われます。 男子のレースでは、第3、7、11周回終了時に中間スプリントを設定し、その1〜3位の競技者に、3-2-1秒のタイム・ボーナスが与えられ、女子のレースでは第3、7周回終了時に中間スプリントを設定し、その1〜3位の競技者に3-2-1秒のタイム・ボーナスが与えられます。さらに、男女とも最終スプリントにおいては10-6-4秒が1〜3位の競技者に与えられます。 まず13時に女子のレースがスタートし、途中JCFチームの西選手と森本選手の2名が逃げ、中間スプリントは西選手(JCFチーム)が1位で通過しました。 その後も2名の逃げが続き、最後も西選手が抜け出し優勝、リーダーは井上選手(JCFチーム)から西選手に移り、2位は1秒差で森本選手(JCFチーム)がとなりました。 男子のレースは14時30分に121名の選手でスタートしました。 前半は数名の逃げもありましたが決定的なものは無く推移しました。 7周回終了時点のタイム・ボーナスをリーダーの徳田選手(京都府北桑田高校2年)と西村選手(関東高体連選抜2年)がとりにいったところでこの2名を含む4名の逃げが決まりましたが、結局、徳田選手と西村選手が抜け出し後続とは2分近くのタイム差をつけた。 このまま最終回まで進み、フィニッシュは西村選手が制し優勝、2位はタイム差なしで徳田選手、この上位2名から1分57秒遅れで宮内選手(四国高体連選抜3年)が3位となりました。 この結果、徳田選手(京都府北桑田高校2年)がリーダージャージを守り、第2ステージ優勝の西村選手(関東高体連選抜2年)がトップと8秒差の2位、城田選手(九州高体連選抜B)がトップと2分21秒差の3位となり上位2名がこの後のステージを有利に進める展開となりました。 また、第2ステージ終了時点の団体総合は、女子の部はJCFチームが1位を守り、5分07秒差で全国高体連選抜が2位となり、男子の部は第1ステージでトップの京都府北桑田高校がトップを守り、1分03秒差で関東高体連選抜が2位、トップと1分24秒差で福島県学法石川高校が3位となりました。 競技終了後、スタート・フィニッシュ地点の表彰スペースで表彰式が行われ、リーダージャージが徳田選手と西選手に授与されました。 |
第1ステージ-個人タイムトライアルスタート |
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第1ステージ男子優勝徳田選手 |
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第2ステージ-個人ロードスタート |
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第2ステージ-逃げる徳田・西村選手 |
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第2ステージ |
第2ステージ優勝-西村選手 |
第1・2ステージ-総合トップの徳田選手 |
今年で3回目となる「第3回全日本ステージ・レースinいわて」が、岩手県八幡平市で開幕した。 今年は、3月に東日本大震災が発生し、その後の復興支援の思いを込めて、「東日本大震災復興支援 とどけよう スポーツの力を東北へ!」のスローガンのもとでの開催である。 参加選手は、男子が19チーム112名、女子が4チーム13名の参加である。 初日の9月1日は、ライセンスコントロール、チーム監督会議が行われ、17時30分からホテル安比グランド・竜ヶ森の間で開会式が行われた。 台風の影響で明日からの天候が心配されるところですが、選手の熱い走りに期待したいと思います。 |
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