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2012ジュニア世界選手権トラック大会リポート
JCFジュニア強化育成部会部会長 坂井田 米治 |
Report Index & Result 2012 UCI Junior Track World Championships in Invercargill, NZ
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2012/08/21(Tue) ■選手 |
■4kmTeamPursuit[Qualifying] |
■Omnium I [Flying Lap] |
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■Sprint [Qualifying] |
■3kmIndividualPursuit [Qualifying] |
■Keirin [1st Round] |
■帰国 |
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日本チームの撮影ビデオ
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Offical Site
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■Women's Sprint Qualifing ■Women's Sprint Final ■Women's Points Race Final ■Women's Team Pursuit Final ■Women's Keirin Final ■Women's Scratch Final ■Women's Omnium 500mTT |
8月27日(月)、帰国に向けて移動する朝を迎えました。 今日はインバーカーギルからクライストチャーチを経由してオークランドまでの移動です。 天気は曇っていましたが、徐々に晴れ間が出てきて良い天気になりました。今日はいつものように7時頃に朝食が部屋に届けられ、食事を済ませると7時半に選手とスタッフは飛行場に向かいました。 インバーカーギル空港は本当に小さな飛行場で空港内の売店も小さい所でした。 荷物を預け、9時45分にクライストチャーチに向けて出発しました。 約1時間10分のフライトでクライストチャーチに到着しましたが、確実にインバーカーギルより暖かくなっていました。 空港には荷物の運送業者が自転車関係の荷物をすでに運んで来ており、そこのスタッフ2名に出迎えられました。そのうちの一人が日本人スタッフだったので、あとでオークランドまでの荷物を預けるのに助かりました。 無事にすべての荷物を預けることができ、空港内で昼食を済ませ13時35分にクライストチャーチを出発し、オークランドに向かいました。 約1時間20分のフライトで無事オークランドに到着しました。 オークランドはクライストチャーチよりもさらに暑くなっており、半袖も大丈夫な気温でした。こちらは日本と逆で北に行けば行くほど暖かくなります。 今日はオークランドのホテルで宿泊です。 自転車関係の荷物は空港で業者に預け、ホテルのシャトルバスで宿泊するホテルに行きました。 ホテルにチェックインして、ホテルから歩いてショッピングセンターに行き、選手たちは日本へのお土産を買っていました。ホテルに戻りレストランで食事をとり選手・スタッフは休みました。 明日は6時にホテルを出発し、8時40分にオークランドを出発し成田に向かいます。 成田の到着予定は日本時間の午後4時50分です。 これで今回のジュニア世界戦トラックのレポートを終了します。 |
日本選手団
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インバーカーギル空港へ到着 |
インバーカーギル空港でお土産を買う |
インバーカーギルからクライストチャーチへ |
オークランドに到着 |
オークランドのホテルから徒歩でマーケットへ |
ホテルでの夕食 |
オムニアムIV(3kmIP)高士選手
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オムニアムV(スクラッチ)で1位獲得
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オムニアムFinal(1kmTT)のスタート前 |
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8月24日(金)、今朝も7時に朝食が部屋に届けられ食事を済ませると、9時にスプリントとオムニアムに出場する者とスタッフで競技場に向かいました。今日も天気は快晴で少し寒さはありますが、外は快適な感じでした。 競技場に着くと自転車の準備をして練習を始めました。午前中はあまり練習に来るチームもなく地元のニュージーランドチームと日本チームとあと僅かな者しか練習をしていませんでした。 12時30分よりスプリント予選が開始されました。日本チームからは清水(誠英高)・佐伯(倉吉西高)・堀田(朝明高)の3名が出場しました。 予選の上位24名が1/16決勝に進むことができますが、結果は佐伯君が11秒088で第23位、清水君が11秒155で第25位、堀田君が11秒202で27位となり、佐伯君だけがかろうじて1/16決勝に進むことになりました。 その直後に行われた1/16決勝ではコロンビアの選手とあたり、レースは先行するものの力の差がありゴール前で捲られて敗れました。やはり短距離はかなり力の差があるように思えます。 次はオムニアムIV(Individual Pursuit 3km)です。 高士君(中央大)のベストは3分37秒だったのですが、それを5秒も縮める3分32秒442で第10位でした。これまでの総合も第10位でした。 この後、日本チームは休息となり次のレースは18時30分からとなりました。この休息の間に出場のない選手と食事を担当するスタッフは宿舎に戻りました。 18時30分から競技が再開され、日本チームの最初の種目はオムニアムV(Scratch 10km)です。 高士君の得意とする種目で上位の期待が持てました。 前半に何名かの逃げがありましたが、その逃げは決まらず集団が一つになってペースダウンしたところのラスト16周目に高士君がタイミング良く集団から単独で逃げ出し、そのまま単独で集団をラップして最後は集団のままフィニッシュし第1位となりました。会場のアナウンサーもタカシを連呼し、フィニッシュ後はスタンドから大きな拍手を浴び場内のビジョンにも大きく映っていました。 日本チームも最高に盛り上がり、高士君は選手・スタッフから大きな祝福を受けていました。この種目を終えて総合順位は36ポイントで第8位に上がりました。 本日、最後の種目は午後9時頃から始まるオムニアム Finale(Kilometer t.t)です。この時点で高士君はかなり足にきており最後の力を振り絞ってこの種目に臨みました。 タイムは1分07秒652で第12位でしたが、このタイムは自己ベストであり最後まで良く頑張ったと思います。総合の成績では第9位となり、これは昨年の第11位を上回る成績で一桁の順位立派でした。 すべての競技を終えて宿舎に戻ると午後10時頃でした。 今日も長い一日でしたが、高士君の頑張りにスタッフも盛り上がった一日でした。私も初めて世界クラスのオムニアムを見ましたが、なかなか面白い競技だと感じました。今後は国内でもこのオムニアムの普及を考えたいと思います。 宿舎に戻ってから選手の食事は準備していたものがありましたが、スタッフの食事の分がなく外に出かけましたが、こちらで夜遅くまで営業しているレストランはなく、結局24時間営業のマックで食事を済ませることになりました。 Result ■男子スプリント1/16決勝 ■男子オムニアム |
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スプリント予選(堀田選手) |
スプリントのスタート |
スプリント予選(清水選手) |
スプリント1/16決勝のスタート |
スプリント1/16決勝(佐伯選手) |
ベロドームのバックスタンド |
表彰式の様子 |
夜マック |
今朝の宿舎前 |
8月23日(木)、競技第2日目の朝を迎えました。今朝も天気は快晴ですが気温は0度と道は凍結状態です。 地元の方に聞くと、この冬は一回しか雪は降っていないようでどちらかと言うと雪は降らず寒さが厳しい土地のようです。また日本人も多く住んでいるようで、話を聞いた日本人は、生活しやすい所だと言っていました。 いつものように部屋に朝食が届き、食事を済ませると今日のレースに出場予定のないものと高士君は午前中の練習に出かけ、その他の選手は部屋で休息し午後の試合に備えました。 今日のレースは、オムニアムに高士君、スクラッチに小林君、1kmタイム・トライアルに佐伯君と堀田君が出場します。練習から帰って来る選手を待ってお昼前に宿舎で昼食を済ませ、今日のレースに関係のない者を宿舎に残し出場メンバーとスタッフは12時に宿舎を出て競技場に向かいました。練習のあと競技が始まり、日本チームの最初の種目はオムニアムで14組のスタートでした。 オムニアムには高士君(中央大)が出場し、最初の種目オムニアムI(Flying Lap 250m)では14秒123のタイムで第11位でした。もう少しタイムが出せたと思われるので少し残念でした。この後はまたブレークに入り、競技再開は18時30分でした。 競技再開後の最初の種目はスクラッチ決勝で、距離は10kmです。この種目には、小林君(高崎工)が出場しました。 レースは前半から逃げを打つ選手が何度かアタックし、その中で3名の選手の逃げが決まりそのままラップしました。その後は集団は一つのまま推移しました。小林君もレースがよく見えているようで動きもよかったです。 そのまま一つの集団でフィニッシュするかと思われましたが、ラスト2周でタイミングよく小林君が集団から抜け出し、集団を引き離してそのままフィニッシュかと思いましたが後続の追い上げにあって一人に抜かれて2位でフィニッシュしました。 その結果、第5位入賞となりました。本人もレース後、もっと上位に行けたと悔しがっていましたが確かに小林君の走りは世界でも通用することを示した走りだと思います。レース後、クールダウンをしているとシャペロンに捕まりドーピング検査にランダムで選ばれるというおまけ付きでした。 次は、オムニアムII(Points race 15km)に高士君が出場しました。 最初のポイント周回を3位で通過し2ポイントを獲得しましたが、その後4名の逃げが決まりそのままラップが成立しました。しかし、ラップが成立する前に集団から高士君を含む3名が抜けだしていたので先頭に立つこととなり、その3人が集団に半周以上差を開けていたので残り3回のポイント周回はすべて3名の選手で上位のポイントを争いとなり、すべて高士君が獲得して合計17ポイントを獲得して第5位となりました。その結果、2種目を終了して第8位と順位を上げました。 次は、1kmタイム・トライアルです。 3番目に出走した佐伯君(倉吉西高)は前半のラップは良かったのですがラスト1周でラップを落とし1分06秒097で第12位となりました。9番目に出走した堀田君(朝明高)も前半は良かったのですが、中盤からラップを落とし1分06秒615で第13位となりました。 この2名もジュニア日本記録更新を目指していたので少し残念な結果に終わりました。優勝は、オーストラリアの選手で1分02秒303でした。この選手がジュニア1年目であることを考えると、オーストラリアの強さと層の厚さを感じます。 最後はオムニアムIII(Erimination)です。スタートが何と午後10時からで、日本では考えられない時短帯のレースです。 レースは2周に1回エリミネイトされるます。こちらでは、エリミネイトされた選手に赤いランプで知らせる機器を自転車に取り付けます。この赤いランプが点灯した選手はレースを離れます。 高士君は前半は前の方で安全な位置取りをしていましたが、途中で後方に下がりこのままではエリミネイトされるかと思われたバックストレートでコロンビアの選手が落車してニュートラルとなり、このニュートラル周回が5周あったのでこの間に足を休めることができたのですが、条件は皆同じでコロンビアの選手が戻ると激しい位置取り争いとなり残り9名のところで高士君はエリミネイトされ第9位となりました。 ちなみに優勝したのは落車から復帰したコロンビアの選手で本当に強さが目立ちました。 すべての競技を終えて宿舎に戻ると午後11時頃でした。 今日は帰りが遅くなることを予想していたので、朝からスタッフがカレー作りをしておいてくれたおかげで宿舎に残っていた選手も遅く帰った選手もカレーが食べられて満足そうでした。スタッフは選手の食事終了後、ミーティングを兼ねた食事をして休みました。 RESULT |
スクラッチ決勝のスタート前の小林選手
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オムニアムI (Flying Lap)のスタート前の高士選手 |
オムニアムI (FlyingLap)の高士選手 |
オムニアムII (ポイント・レース) |
オムニアムIII (エリミネィション) |
1kmTT決勝の佐伯選手 |
1kmTT決勝の堀田選手 |
エリミネィションで除外されるとランプが点灯するシステム |
ベロドームの正面玄関 |
外はこんなに快晴です |
先ほど4kmチーム・パーシュートが終了し、日本チーム(鈴木・小林・伊藤・高士)は日本新記録となる4分16秒248で第5位となりました。
この記録は、エリートの記録も更新し、アジアジュニア記録となるタイムです。 日本チームは、初めての順位決定戦進出を目標にしていたので少し悔いが残りますが、この悔しさは来年果たしてくれるものと思います。 この後はチーム・スプリントです。こちらも記録更新を目指して頑張ります。 ■4kmチーム・パーシュート ■チーム・スプリント |
日本記録を樹立したチーム・パーシュート |
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スタート前のウォーミングアップ |
緊張のスタート前 |
チーム・パーシュートのスタート |
[※現地のメール環境が不安定のため前回までのリポートに文字化けなどがありました。再度送信されてきましたリポートを掲載しています。] 8月22日(水)、今朝はこちらに来て初めて天気もよく晴れていましたが放射冷却のせいか気温は0度、車のフロントガラスは凍り道路は凍結していました。 そんな中、いつものように午前7時に朝食が部屋に届けられ食事を済ませるとすぐにチーム・パーシュートに出場するメンバーとスタッフは競技場に向けて出発しました。 今日からいよいよ競技が開始され、最初の種目がチーム・パーシュートなのでチーム・スプリントのメンバーは午前中宿舎で休息となりました。 競技場に着くと準備を行い9時からの練習に備えました。ところが9時になっても練習が始まらないので訳を聞くと、昨日の雨で雨漏りして走路が濡れて滑るので乾燥させているとのことでした。ドームなのに雨漏りがする、そんなトラブルもあ りましたが何とか練習を終えて、午後1時半頃のスタートまで競技場内で準備をしました。 最初の種目である4kmチーム・パーシュートは、昨年ジュニア日本新記録の4分21秒を出したことで新たな目標としてエリートの持つ4分18秒の記録更新を目標に1年かけて取り組んできた種目であり、事前合宿でも4分15秒を出しており普段通り走れば記録更新は間違いないとコーチ陣は考えていました。 メンバーは高士(中央大)・鈴木(星陵高)・小林(高崎工)・伊藤(昭和第一)の4名です。 本番では、落ち着いたスタートから2kmまでは予定通りのラップを刻んだのですが、2km過ぎあたりでラップを落としどうなるかと心配しましたが何とか取り戻してフィニッシュしました。 記録は予定したタイムより遅かった4分16秒248でしたが、これはエリートの記録も更新する日本新 記録であり、さらにアジアジュニア記録も更新しました。 しかし、記録だけでなく日本チーム初の順位決定戦進出も目標にしていたので、順位が4位と僅か0.2秒差の5位に終わり悔いが残る結果でもありました。 競技終了後は選手もスタッフもどことなく満足できない様子でしたが、来年はさらに記録を更新して悔しい気持ちを晴らしてほしいものです。さらにこのまま強化を進めれば4分一桁のタイムも夢ではないものと思います。 もう一つの団体種目であるチーム・スプリントに出場する選手は、4kmチーム・パーシュートが始まる頃に宿舎から競技場に入り、4kmチーム・パーシュートの結果に続いてジュニア日本記録更新の期待が高まりました。 午後3時からトラックで練習を行い午後7時30分頃のスタートに向けて準備をしました。 午後6時からはオープニングセレモニーが行われ、マオリの踊りであるハカが披露されるなど趣のあるセレモニーでした。 午後7時30分から行われるチーム・スプリントのメンバーは、佐伯(倉吉西高)・清水(誠英高)・堀田(朝明高)の3名です。 本番では、それぞれが持てる力を十分に発揮した結果、タイムは47秒155で記録更新を狙っていたジュニア日本記録47秒110に僅か0.045秒及びませんでしたが好記録だと思います。 しかし、団体追抜と同様に4位と僅か0.2秒差の5位で順位決定戦に進むことができず、またまた悔しい思いをしました。でも、間違いなくこの次はジュニア日本記録を更新できるものと考えます。 すべてを終えて宿舎に戻ると午後9時を過ぎていました。今夜の夕食も先に戻ったスタッフの手料理で、選手には大変好評で明日もまた自炊になりそうです。食事を済ませてミーティングを行い明日に備えて休みました。 |
日本チームの自転車
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自ら料理する中田監督 |
食事の準備をするスタッフ |
夕食をとる選手 |
8月21日(火)、今朝は雨模様で昨日よりもさらに寒さを感じました。7時に昨日と同様に部屋で朝食をとりました。 今朝の地元新聞には昨日行った日本チームの練習の様子が大きく掲載されていました。 今日の指定練習は13時からなので午前中は休息し11時には早めの昼食をとり宿舎を出発しました。 今回この宿舎は大会送迎バスのルートに入っておらず、1台借りたレンタカーで選手・スタッフをピストン輸送しました。 この頃も雨は降り続けていて寒いのですが、会場のベロドローム内は大型の暖房機が動いており半袖でも大丈夫なくらいの暖かさでした。 このインバーカーギルの競技場は歴史が古く、1949年にアウトドアのバンクが完成しており、現在のベロドロームは2006年に完成したそうです。街を歩くと100年以上昔の建物が多く残っており趣があります。その街のあちこちに横断幕やディスプレイがあり歓迎ムードが漂っています。 13時より15時まで練習を行いました。チーム・スプリント班とチーム・パーシュート班に分かれてトレーニングをしましたが、この1年間この団体種目での記録更新を目標に取り組んできただけに選手のモチベーションも高く、これまでの練習通りに走ることができれば明日は記録更新を必ず達成してくれるものと確信します。 練習終了後、選手は宿舎に戻りスタッフは競技場に残り18時からの監督会議に出席しました。 本日の夕食は、モーテルにある台所を使って自炊することになり、スタッフが買い出しと調理を担当しました。 無事何とか夕食も済ませ、明日の団体種目へ向けて選手・スタッフの気持ちのこもったミーティングで今日一日を終えました。 明日の選手たちの活躍に期待してください。 |
練習風景01 |
練習風景02 |
チーム・スプリントのメンバー |
チーム・パーシュートのメンバー |
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日本チームのピット風景 |
今朝の地元新聞に掲載されました |
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ジュニア世界選手権に地元の街角も歓迎ムード |
1889年建設の水道塔 |
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1907年建設のステーションホテル |
インバーカーギルの中心街 |
8月18日(土)に伊豆ベロドロームでの事前合宿を終えた日本選手団は、バスで成田空港まで移動し19時発オークランド行きの便で出発しました。 約10時間のフライトで8月19日(日)午前8時45分(現地時間)、オークランドに無事到着しました。 日本とニュージーランドでは3時間の時差があり、その時差はニュージーランドの方が日本より3時間早くなっています。 その後国内線に乗り換え、13時発クライストチャーチ行きの便に乗りました。 オークランドではさほど寒さは感じなかったのですが、途中の飛行機から見る山々は真っ白でこちらが冬であることを実感しました。 クライストチャーチには14時20分に到着。ここで自転車関係の荷物は飛行機が小さい関係で運送業者に現地まで車で運んでもらうことになっており、荷物を持って外に出るとオークランドより寒くなっていました。 荷物を預け、選手団は17時05分発のインバーカーギル行きの飛行機に乗り、インバーカーギル空港に着いたのは18時25分でした。 インバーカーギルはさらに寒くなっており、こちらは日本と逆で南に行けば行くほど寒くなります。空港では大会スタッフが迎えに来ており、宿舎まで案内をしてもらい夕食を宿舎の向かいあるレストランに食べに行き、その後各自長時間の移動で疲れた体を休めました。 8月20日(月)、朝の気温は3度と本当に寒い朝でした。 今回の宿舎はモーテルで朝食は各自の部屋に持って来てくれることになっており、7時30分に各自部屋で朝食をとりました。 その後、スタッフはベロドロームへ荷物を受け取りに行き、選手は午前中は移動の疲れをとるために部屋で休みました。 昼食も12時に各自の部屋に届いたもので済ませ、13時に宿舎を出発しベロドロームで自転車を組み立て、15時から17時までトレーニングをしました。 選手は移動の疲れもあるかとは思いますが皆元気にトレーニングに取り組んでいました。 その後は宿舎に戻り、夕食はまた近くのチャイニーズ・レストランで済ませ、各自明日に備えて休みました |
山は真っ白でした。
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インバーカーギル空港に到着 |
大会が行われるベロドーム |
練習前のミーティング風景 |