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2018欧州ロード・レース研修事業レポート


2018年欧州ロード・レース研修事業について

1.目的
次世代を担うジュニアの選手が欧州のロード・レースを経験することで、今後、世界で活躍出来るようなロード選手の育成を目指す。

2.派遣日程
2018年8月8日(水)〜24日(金)

3.派遣場所
ベルギー王国 コルトレイク

4.選手団
団長
坂井田 米治(全国高体連自転車競技専門部顧問)
コーチ
竹之内 悠(Toyo Frame) / 佐藤 孝之(群馬工業高等専門学校)
選手
水上 隆助(熊本市立千原台高等学校) /
池田 渓人(熊本市立千原台高等学校) / 市川 光人(京都府立北桑田高等学校) / 今村 健斗(熊本市立千原台高等学校) / 上野 颯斗(新潟第一高等学校) / 堀川 敬太郎(祐誠高等学校) / 北村 翔太(群馬県立前橋工業高等学校)

5.実施内容
ベルギー国内で開催されるワンディ・ロード・レース等のレース6試
合に出場する。また現地でのロード練習を行う。さらに現地でのレース観戦や自転車競技関連施設などの見学を行う。

6.参加費
300,000円(内訳:国外航空運賃、現地宿泊費など)

7.連絡事項
本事業は、全国高体連自転車競技専門部の推薦を得て実施する育成事
業です。本事業は、選手・スタッフの安全を最大限考慮し、政治的問題や伝染病等、開催国の諸事情により、日程変更や、延期・中止もあることを予めご了承下さい。


■1日目(08/08/Wed-08/09/Thu)

今回、初めての実施となる2018年欧州ロード・レース研修事業は、8月8日(水)夕方に成田空港から出発する予定でした。

 しかし、関西からの合流メンバーが伊丹空港の滑走路閉鎖の影響や台風の影響で合流が危ぶまれましたが何とか出発に間に合いスタッフ3名、選手7名の選手団は無事に出国し、バンコク経由でブリュッセルには現地時間8月9日(木)午前7時に到着しました。

 到着後は現地スタッフに出迎えてもらい車でコルトレイクまで移動しました。宿舎に到着後は早速自転車の組立と確認を行いました。

 その後、現地スタッフのランジット宅を訪問し、選手団は昼食と買い出しをしました。

 この日のコルトレイクは天候が雨でとても寒く外に練習に行くことも出来ず、午後は室内でローラーで調整をしました。

 夕方はスタッフ全員が揃って今後のスケジュールの確認などを行ってベルギー第1日目を終えました。


ブリュッセル空港での荷物の積み込み作業

ブリュッセル空港にて

お世話になる現地スタッフさんに挨拶

自己紹介

■2日目(08/10/Fri)

8月10日(金)ベルギー2日目は天気の良い朝となりました。

まずは付近を散歩してから朝食を取り、午前9時30分から約2時間ロードトレーニングに出かけました。

コースは運河沿いの自転車専用道で信号も無く安全に練習が出来るコースです。まずは右側通行などこちらの練習環境に慣れることからだと思います。


朝食

練習準備

練習前の集合写真
昼全員無事に練習を終えて昼食はフランス側に出かけました。

コルトレイクはフランス国境に近く時間も余りかかりません。

大型のショッピングセンターにあるフードコートで昼食を取りました。

食後は歴史あるクラシックレース「パリ〜ルーベ」のゴールとなるルーベのヴェロドロームを見学に行きました。

「パリ〜ルーベ」とは、パリからルーベまで、およそ260Km走るワンデーレース。

1896年から行われているクラシックレースで、レースの最後はルーべの街中にあるヴェロドロームのトラックコースを1周半し、ゴールとなります。


フランスのショッピングセンター

ルーべのベロドーム

フィニッシュラインでの記念撮影

フィニッシュのイメージ

走路を歩いてみる

100回記念碑
ヴェロドロームの入り口には100回開催記念碑がありました。デザインはこのレースの象徴である石畳をモチーフとしているそうです。

選手たちもなかなか来れるところではないので見学できて良かったと思います。この一帯は運動公園となっており、新しい室内250mトラックのヴェロドロームやBMXのコースなどがありました。

その後は買い出し等をしながらコルトレイクに戻りました。選手たちは皆元気でベルギー第2日目を終えました。


BMXコース

新しいベロドーム

今回移動に使ったレンタカー

■3日目(08/11/Sat)

8月11日(土)ベルギー3日目も天気の良い朝となりました。

いつものように付近を散歩してから朝食を取り、午前9時00分から約1時間ロードトレーニングに出かけました。

コースは昨日と同じ運河沿いの自転車専用道ですが今日は昨日と反対のフランス方面に行きました。

今日も全員無事に練習を終えて、昼食は近くのショッピングセンターに出かけました。

午後、選手は明日の試合に備えて自転車の洗車と整備に時間を使いました。

スタッフは竹之内君のレースを観戦に行きました。コルトレイクから車で30分程の所で行われるレースで、過去に竹之内君は優勝の経験があるレースです。

レースは午後3時から行われ、車で移動後、主催者となるカフェにエントリーに行きます。

ライセンスチェックを受けてエントリフィー10ユーロを支払いナンバーカードを受け取ります。

レース後、ナンバーカードを返却すると5ユーロかえってくるシステムです。

距離は1周約7kmの平坦なコースを19周する約130kmのレースです。

この機会にこちらのレース運営も学べればと考えていたので絶好の機会でした。


レースのオーガナイザーの店

店内にある選手受付

フィニッシュ地点におかれたトラック
フィニッシュ地点にはフェンスがありますがその他はなく、スタート時間が迫っても交通規制は始りません。

スタート地点も良く分からなかったのですが、選手達が集まる方向に行った路地裏がスタート地点でした。

車両はバイクが無く、コミッセールカーが3台、先頭の規制開始を知らせる車、アンビランス、選手収用車と最後尾車の合計7台でレースをコントロールしていました。街中をパレード走行した後、レースは開始されました。


スタート地点からすぐにロータリーが…

偶然出会った日本選手

スタート前の竹之内君
レース前半は逃げが決まらずほぼ集団でしたが、後半には3名の逃げが決まりそのままフィニッシュしましたが、本当に早いペースでレースが進んでいました。

今回は竹之内君以外に日本から来た3名の選手もレースに参加していました。

レースは午後6時前には終了し、コルトレイクに戻って選手たちと一緒に夕食を取りました。


路地裏のスタート地点

スタート前の様子

レース風景
明日はいよいよレース初戦を迎えます。

明日はどのようなレースをしてくれるか楽しみですが、全員無事でレースを終えて欲しいと思います。


補給所の様子

ロータリーを走る

■4日目(08/12/Sun)

8月12日(日)ベルギー4日目は曇りの朝となりました。

こちらの天気は変わりやすく、晴れていたかと思うと雨が降りだしたり曇りで天気が悪いかと思うと晴れてきたりします。

今日もこれから天気は良くなりそうです、いつものように午前7時から付近を散歩し午前7時半から朝食を取りました。

午前中はレースの準備に充て午後1時にホテルを出発しました。


機材の積み込み

自転車の収納

バッグの収納

今日のレース会場はコルトレイクから車で30分ほどのKRUISHOUTEMという町で行われます。

到着後は主催者のところにエントリーに行きます。日本とは異なり当日エントリーです。

車庫のようなところで国際ライセンス・国外活動許可証・ベルギー車連のカレンダーカードを提出してナンバーカード1枚を受け取ります。

そしてサインシートにサインをします。

最後にエントリフィー12ユーロを支払って手続きは完了です。

エントリー受付はスタート時間の30分前まで行われ本日の参加者は93名でした。

その後、選手はナンバーカードを付け(安全ピンの配布はありません。自分で用意してゆきます。

試走をしてスタート時間の午後3時30分を待ちました。


主催者のカフェ


スタート・フィニッシュ地点


ナンバーカードの受け取りとサイン

受付場所

ナンバーカードの取り付け

試走の指示

試走

今日の距離は1周約7kmを12周する86kmで平坦な道だけでなく少し丘(こちらでは山と言うそうです)がありす。

スタート地点はコース脇の細い道路からスタートします。

特に何のセレモニーも無く時間になるとスタートしました。

レースは4周目あたりからエスケープする選手が出て一番前に4名、その次に3名で集団という状況で、その後前の選手は一つになって7名のグループとメイン集団という状況になりました。

日本の選手7名は全員メイン集団の中です。

スタッフはフィニッシュ地点から補給所の丘に移動し補給しながら観戦しました。

結局、最後までこの体制は変わらずその差は1分程度でフィニッシュを迎えました。

日本選手も全員メイン集団でフィニッシュし、40位でフィニッシュした北村君が最上位でした。


スタート前の様子

スタート

レース前半の様子

登り坂

メイン集団

ナンバーカード返却

賞金をゲットしての記念撮影

レース後はリザルトが出るのを待ってナンバーカードを返却します。

その際ナンバーカード代5ユーロが返却され、賞金もこの時渡されます。

今回は40位までが対象で、北村君は賞金5ユーロを獲得しました。

今日はこちらに来て初めてのレースと言うこともあり全員が無事でフィニッシュできたことが良かったと思います。次のレースは8月15日(水)です。

KRUISHOUTEM-1.14.3 Juniores

40位北村 / 42位池田 / 58位今村 / 59位上野 / 61位堀川 / 65位水上 / 76位 市川

リザルト
リザルト

■5日目(08/13/Mon)

8月13日(月)ベルギー5日目は雨の朝となりました。

今日はこの後も天気は良くなさそうです、朝の散歩は中止して午前7時30分から朝食を取りました。

天候が良くないので午前中はローラーと体幹のトレーニングを行いました。

午後はいつも通り近くのショッピングセンターに行き、昼食と買い出しをしてホテルに戻りました。

夕方の午後4時30分からはホテルでマッサージをしてもらいました。

マッサージをしていただいたのは地元のスタッフとデンマークのUCI女子チーム専属のマッサーです。

この時期、デンマークのプロチームがベルギーにトレーニングに来ているそうで地元のスタッフとの繋がりでプロのマッサーなのに無料で行っていただきました。

プロのマッサーにマッサージをしてもうなんて本当に選手は贅沢です。その後は夕食を取って明日の打ち合わせをして今日の予定は終了です。


ローラーと体幹トレーニング

プロのマッサージを受ける

プロのマッサージを受ける

■6日目(08/14/Tue)

8月14日(火)ベルギー6日目の朝は曇りでした。

いつもと同じように午前7時から朝の散歩を行い午前7時30分から朝食を取りました。

昨日は変わりやすい天候で練習に出ることが出来ませんでしたが、今日は午前9時からロードトレーニングに行きました。

練習は1時間程度で終了し、お昼は近くのショッピングセンターに行き昼食を取りました。


練習準備

ジャスティンも練習に参加して

練習前の指示
午後は明日のレースに備えてバイクの洗車と整備に充てました。

明日のレースは、ブリュッセルの北東にあるKAMPENHOUTという町で行われる距離が120kmのワンディロードレースです。

ワンディロードレースは1チーム6名のチームで戦うロードレースです。

チームカーも入り、今回はデンマークのUCI女子チームのチームカーをお借りして参加する予定です。

この遠征の参加者は7名ですから1チームが6名なので1名余ります。

その1名は他のチームに入れてもらい走る予定です。

その後は夕食を取って明日の打ち合わせをしました。明日はいよいよ第2戦目です。


お借りしているチームカー

昼食に使うショッピングセンター

自転車を保管するために借りた部屋

コルトレイクの町並み

■7日目(08/15/Wed)

8月15日(水)ベルギーに来て1週間が経ちました。

今朝は曇りでした。

いつもと同じように午前7時から朝の散歩に出かけ、午前7時30分から朝食を取りました。

今日のレースはブリュッセル近郊のKAMPENHOUTと言う町で行われるレースで、コルトレイクからは車で1時間ほどかかるので午前8時30分から機材の積み込みをして午前9時に第1陣のスタッフが出発し、残りのスタッフと選手は午前10時に宿舎を出ました。


朝の散歩

近くの公園

先に現地に着いた私は選手受付に行きましたが、6名は一つのチームとして出場が出来たのですが残る1名をベルギーのチームに入れてもらうはずでしたが、ベルギー車連のスタッフに断られるというアクシデントがありました。

そこで6名と1名に分かれて、1名はコルトレイク近郊のLAUWEである距離93kmの個人ロードへ、6名は予定通り1周12kmを10周する距離120kmのワンディロードレースであるGP De Coninck-BERG-KAMPENHOUTに出場しました。

15時にスタートしたLAUWEの個人ロードに出場した市川君は、2周でリタイアとなりました。

とても横風が強かったそうです。

KAMPENHOUTのワンディロードはスタートフィニッシュ地点でサインと選手紹介あり、その後ギア比チェックを受け14時にスタートしました。


大会本部のスポーツ施設

選手受付

チームミーティング

メカニックの整備

スタート地点へ移動

サインボード

チーム紹介

ギア比チェック

スタート前

レースでは水上君が前半でリタイアした後、北村君がパンクするアクシデントがありましたが、チームカーなどをうまく使って集団に戻ることが出来ました。

それ以外は集団の前に出るなど積極的な走りもありましたが最後はゴール勝負で前に出ることが出来ず堀川君の60位が最高でした。


スタート地点

スタート直後、チームカーから

石畳のコース

その後はまた1時間ほどかけて宿舎に戻り、夕食を取ってバイクのメンテナンスをするなどして一日を終えました。

GP De Coninck-BERG-KAMPENHOUT

60位堀川 / 64位池田 / 73位上野 / 90位今村 / 102位北村 / DNF水上

LAUWEの個人ロード

DNF市川


フィニッシュ地点

夕食
■8日目(08/16/Tue)

8月16日(木)ベルギー8日目の朝は曇り空でした。

いつもと同じように午前7時から朝の散歩に出かけ、午前7時30分から朝食を取りました。


朝の散歩

宿泊しているホテル

朝食のメニュー

近くのパン屋さんが作っているパン

コーンフレーク
午前9時からロードトレーニングに3時間ほど出かけました。

今日はツード・ド・フランドルで使われた有名なコッペンベルフの石畳など石畳観光を兼ねて石畳めぐりをしました。

ホテルに戻ってから昼食に向かい、昼食後は地元の自転車屋さんに行って買い物をし、買い出しを終えてホテルに戻りました。

後は自転車の洗車と整備を行い、夕食を取って休みました。


午前中の練習の出発前

昼食

地元の自転車屋さん

自転車屋さんの店内

マーケット

自転車の洗車

■9日目(08/17/Fri)

8月17日(金)ベルギー9日目の朝は曇りから晴れとなりました。

いつもと同じように午前7時から朝の散歩に出かけ、午前7時30分から朝食を取りました。

午前9時からロードトレーニングに1時間ほど出かけました。


朝の散歩

練習前のミーティング
今日は午後6時からコルトレイクの街中でクリテリウムがあり竹之内君も出場するということで私と佐藤コーチはコースの下見に出かけました。

すでに街の中心地ではレース会場の準備が進められており、本当に街の中心で行われるのを見ると、これと同じことが日本ではあり得ないと感じてしまいます。

選手達が練習から帰ると自転車の整備をして昼食はまた近くのショッピングセンターに出かけて取りました。

ホテルへの帰りは選手達と一緒にコースの一部を見てまわりました。


スタート・フィニッシュ地点

道路にペイント
竹之内君は午後4時30分にホテルを出発し選手達は午後5時ホテルを出てレース会場に向かいました。

午後5時30分ころからセレモニーが始まり、今年のツール・ド・フランスでマイヨジョーヌを獲得したグラント・トーマスとトム・デュムランがオープンカーに乗ってコースを1周し戻ったところでスタートとなりました。

その集団の中には竹之内君もいました。


グラント・トーマスとトム・デュムランス

レース序盤
レース中盤、竹之内君を含む7名のグループがエスケープして私たちは盛り上がりました。

終盤になるとグラント・トーマスが先頭に出てそのまま1着でフィニッシュしました。

本当に良くできたレースだと感心させられました。

生徒たちもマイヨジョーヌを着て走る姿を間近で見れたり本場のレースの雰囲気を味わうことが出来て大変満足だったようです。

このような経験はなかなか出来ないと思います。

レースが終了したのは午後8時過ぎでしたがあたりはまだ明るく日本では考えられません。

その後ホテルに戻って夕食を取って休みました。

明日はこちらに来てから3戦目となるレースです。


スタート前の竹之内君

スタート

石畳のコース

マイヨジョ−ヌが目の前を走り抜ける

竹之内君が前を走る

第1コーナー

疾走するトム・デュムラム

フィニッシュ

注目される選手

レース後の記念撮影

高校生たちと談笑

昼食

フィニッシュでの記念撮影

■10日目(08/18/Sat)

8月18日(土)ベルギー10日目の朝は晴れとなりました。

いつもと同じように午前7時から朝の散歩に出かけ、午前7時30分から朝食を取りました。

今日はこちらに来て3戦目のレースです。

今日のレースはコルトレイクから30分程のINGELMUNSTERというところで行われるワンディ・ロードで距離は115kmです。


朝の散歩

チームカー
午前10時に私と竹之内君は先にレース会場へ行き選手受付などを行いました。

その際、トランスポンダの代金として1人10ユーロと参加費12ユーロを支払い参加賞のビールを受け取りました。

今回のワンディ・ロード・レースのスポンサーがビール会社と言うことで自社の製品を参加賞にしていました(こちらでは保護者同伴ならジュニアでもビールを飲むことが出来るそうです)

今日は16チーム80名が参加していました。


スポンサーのビール会社

選手受付

配布物

トランスポンダはリストの番号にあわせて取り付ける

ナンバープレート

トランスポンダ

チームミーティング

サインシート

選手達は午前11時30分に宿舎を出てレース会場に向かいました。

今日のワンディ・ロードも6名しか参加できず、仕方なく残り1名は他の個人ロード・レースに出場することにしました。

そこで竹之内君と市川君はBALEGEMで行われるレースに向かいました。

こちらは距離が99.6kmの個人ロード・レースです。

残った私たちはレースの準備をしてギア比チェックを受け14時のスタートを待ちました。

しかし、いつまでたってもスタートしません。理由を聞くとアンビランスが来ないのでスタートできないということでした。

結局、1時間後にアンビランスが拍手で迎えられ距離を86kmに短縮することでスタートしました。

まったく日本では考えられないレース運営です。


レース前の記念撮影

今回のコースは道が狭くコーナーも多いので逃げが決まりやすいコースで、予想通り序盤から数名の逃げが決まり一時はプロトンと4分程度の差が出来ました。

日本選手は集団の中で後ろのほうに位置する選手が多かったです。

最終的には逃げている選手との差も縮まり集団と45秒程の差でトップはゴールしました。

日本の選手は4名が集団にいたのですが、池田君が残り500mでパンクし3名が集団スプリントに加わっていました。

結果は堀川君の34位が最高でしたがチームの成績が第10位で賞金10ユーロを獲得しました。

また市川君のほうは早いスピードのレースについて行けず途中リタイアとなりました。

その後ホテルに戻って夕食を取って休みました。

明日はこちらに来て初めての連戦で、4戦目となるレースです。

GROTE PRIJS VAN INGELMUNSTER

第34位堀川 / 第51位今村 / 第55位北村 / 第60位池田 / DNF水上、上野

BALEGEM 個人ロード・レース

DNF市川


スタート前

拍手で迎えられたアンビランス

レース風景

トウモロコシ畑の中を疾走する

■11日目(08/19/Sun)

8月19日(日)ベルギー11日目の朝は曇りとなりました。

しかしこちらの天気は1日のうちで何度の変わる天候で今日もこれから晴れてくるのではないかと思います。

いつもと同じように午前7時から朝の散歩に出かけ、午前7時30分から朝食を取りました。

今日はこちらに来て初めての連戦となる4戦目のレースです。

今日のレースはコルトレイクから20分程のHELKIJNというところで行われる個人ロード・レースで距離は96kmです。

午前中、選手はローラーに乗るなどして準備しました。

昼食は湯でたパスタにソースをかけて食べました。

12時半には宿舎を出て会場に向かいました。


恒例の朝の散歩
やはり天気は晴れてきました。

会場に着くといつもと同じように受付に行きます。

ライセンスチェックを受け、参加費12ユーロを支払いナンバーカードをもらいサインします。

レース後、ナンバーカードを返却すると5ユーロ返ってきますので参加費は7ユーロです。


駐車場でレースの準備

試走

スタート地点に整列
今回のコースは1周が約5.6kmで17周します。

道は昨日のように狭くはありませんが横風が強いこちら特有のコースです。

午後3時に31名の選手がスタートして行きました。

やはり最初からハイペースで2〜3周目には9名の先頭集団が形成されていましたが日本の選手はそこには入っていません。

日本の選手も先頭をとらえようと追走しましたが結局追いつくことができず、先頭集団とプロトンのタイム差は広がるばかりでした。

結局、10周56kmを走ったところでタイム差が3分を超えたので逃げている9名以外はタイムアウトで全員DNFとなりました。

最後まで走ったのは6名だけでした。

これもこちらのレース運営なのだと思いました。


スタート地点を通過する集団

沿道からの指示

追走集団

横風区間を走る

先頭集団

フィニッシュ

レース後はナンバーカードを返却に行きました。

日本の選手は全員DNFですがその着順で順位がつき、その順位に応じて全員が賞金を受け取っていました。

その後ホテルに戻って夕食を取って休みました。残りのレースはあと2戦となり、明日は最後の休息日です。


レース直後の優勝者

優勝インタビュー

■12日目(08/20/Mon)

8月20日(月)ベルギー12日目の朝は曇りとなりました。

今日は昨日までの連戦を終えてこの遠征で最後の休息日となります。

明日からは最後の連戦が待っています。体の回復に努めて明日からの連戦に備えたいところです。

いつもと同じように午前7時から朝の散歩に出かけ、午前7時30分から朝食を取りました。

午前9時からロードトレーニングに1時間ほど出かけました。


いつもの朝の散歩

練習前のミーティング

練習に出発
帰ってからは全員洗濯と洗車をしてから昼食に出かけました。

残り少なくなってきたこの遠征でゆっくり買い物をする時間も今日が最後かもしれないので昼食を取ったあとショッピングセンターで自由時間を取りました。

また先日行った自転車屋さんに再度行き買い物をしました。


サポートトラックの内部

サポートトラックの中にある洗濯機

洗車
その後ホテルに戻って休息した後、午後5時から地元のスポーツ新聞の取材を受けました。

こちらのスポーツ紙はサッカーと自転車の記事がほとんどです。

今回、初めての取り組みであること。今後世界で活躍する日本の選手を育成するために今後もこの事業を継続、発展させてゆきたいという抱負などを話しましたがどのような記事になるかわかりません。

日本に帰国した8月24日(金)にこの記事が載るそうです。

取材が終わった後、夕食を取って休みました。明日はこちらに来て5戦目の試合です。


記念撮影の準備

記念撮影

地元新聞の取材を受ける

■13日目(08/21/Tue)

8月21日(火)ベルギー13日目の朝は曇りとなりました。

今日は雨が降りそうな天気ですが午後にはまた良くなるのでしょう。

いつもと同じように午前7時から朝の散歩に出かけ、午前7時30分から朝食を取りました。

今日は午後3時からコルトレイクから車で約30分のところにあるLANGEMARKという町で行われる個人ロードレースに出場します。

距離は83kmで1周約5.5kmの周回コースを15周します。午前中はレースの準備とローラーに1時間ほど乗りました。

試合の日のお昼はいつもパスタを食べて会場に行きます。

今日もお昼を取って午後1時に宿舎を出ました。

天気はこのころにはよくなって晴れてきました。


昼食のパスタ

出発前の準備

会場に着くといつも通り受付に行き、ライセンスチェックを受け、参加料12ユーロを支払い、ナンバーカードを受け取りサインします。

その後は試走をして午後3時のスタートを待ちました。

参加者は31名と少なく、さらに他の日本人も5名参加していたので今日は上位にくるチャンスがあるのではないかと思いました。


選手受付

レースの準備

スタート直後は一つの集団でしたが、3〜4周目には9名の先頭集団が出来ました。

そこには高体連選抜チームの池田君が入っていました。

さらに追走集団にも全員が残っていて30秒程度の瑳で追走していました。

結局、9名の逃げ集団はそのままで最後はゴールスプリントとなり池田君は7位でした。

また追走集団にも全員最後まで残りこちらに来て初めて全員が完走することが出来、全員が賞金を獲得しました。

第5戦目ということもあり全員がこちらのレースに慣れてきたようですが残念ながら明日のレースを残すのみとなりました。

LANGEMARK 個人ロード・レース

7位池田 / 13位今村 / 14位上野 / 16位水上 / 17位堀川 / 20位北村 / 24位 市川


スタート前

先頭集団

追走集団

先頭を引く石田君


補給


追走する

ゴールスプリント
レース後、ホテルに戻り夕食を取って休みました。

明日はいよいよ最終戦のレースです。最後まで怪我無く締めくくって欲しいものです。


■14日目(08/22/Wed)

8月22日(水)ベルギー14日目の朝は昨日同じで曇りとなりました。

今日も雨が降りそうな天気ですが午後にはまた良くなるのでしょう。

いつもと同じように午前7時から朝の散歩に出かけ、午前7時30分から朝食を取りました。

今日はこの遠征で最後となる個人ロード・レースが午後5時からコルトレイクから車で約40分のところにあるERPE−MEREという町で行われます。

距離は93kmで1周約6.5kmの周回コースを14周します。


いつものように朝の散歩から1日が始まります

午前中はレースの準備とローラーに1時間ほど乗りました。

今日は夕方からのレースということで早めにお昼をとり、午後2時45分の出発の前にパスタを食べて会場に行きました。


いつも昼食でお世話になった近くのお店

試合前にパスタを食べる

天気はこのころにはよくなって晴れてきました。

会場に着くといつも通り受付に行き、ライセンスチェックを受け、参加料12ユーロを支払い、ナンバーカードを受け取りサインします。

その後は試走をして午後5時のスタートを待ちました。

今日の参加者は33名です。


積み込み

選手受付

全員でジャージに記念のサインを

レース前の準備

試走

今日のコースはアップダウンがあり、コーナーも多いので少しきついコースでした。

スタート直後は逃げようとする選手もいましたが一つの集団でした。

4〜5周目には2名が抜け出し先頭グループが出来ました。

そこには高体連選抜チームは入っていません。

全員、追走集団にいましたが先頭との差が徐々に広がり最終的には2分程度の差が出来ました。

結局、2名の逃げグループはそのままゴールスプリントとなりました。

日本の選手は集団スプリントとなり池田君の7位が最高でした。

メイン集団では最終周回の下りカーブで上野君がコーナーを曲がり切れず落車しましたが大きな怪我もなく復帰して完走できました。

ERPE−MERE 個人ロード・レース

7位池田 / 10位北村 / 11位水上 / 14位堀川 / 18位市川 / 20位今村 / 23位上野


スタート前

レース風景

補給所

補給所前を疾走

ゴール手前のコーナー

ゴールスプリント

ナンバーカード返却
レース後、帰りが遅くなったので途中のレストランで夕食をとりました。

ここでお世話になった現地スタッフのランジットさんとイフさんにお礼を言って別れました。

この二人には本当にお世話になり、また来年もお世話になれたらと思います。

その後ホテルに帰ってからはバイクを輪行し各自荷物をまとめて休みました。

明日はいよいよ帰国です。

長かった遠征も全員怪我、病気も無く帰国できそうです。


Tour De France優勝のモニュメント


夕食


現地スタッフの皆さんとのお別れ

輪行

■15日目(08/23-24)

8月23日(木)ベルギー15日目の朝は昨日同じで曇りとなりました。

長かったベルギー遠征も今日が帰国の日となりました。

今朝は散歩をせずに午前7時30分から朝食を取りました。

その後、荷造り、部屋の掃除、自転車を保管していた部屋の掃除を行い、レンタカーに機材を積み込んでからお世話になったホステルのスタッフにお礼をして午前9時30分にホステルを出ました。

今日も地元のスタッフに車の運転をしていただきブリュッセル国際空港に向かいましたが、今回は本当に地元のスタッフにお世話になり本当に感謝したいと思います。


お世話になったホテルスタッフにご挨拶

午前11時頃にブリュッセル国際空港に到着し地元スタッフにお礼をしてからチェックインしました。

現地時間午後1時30分にタイ国際航空でタイ・バンコクに向けて出発しました。

タイ・バンコクには現地時間で午前5時30分に到着しました。

バンコクで乗り換えて午前7時35分にバンコクを出発し成田に向かいました。

心配された台風の影響もなくほぼ予定通り日本時間午後4時15分に成田国際空港に無事到着しました。

その後、空港内で最後のミーティングを行い解散しました。


空港にてチェックイン

空港の様子


ブリュッセル国際空港


今回使用したタイ国際航空機

成田空港での解散

今回初めてとなるベルギー遠征を実施しましたが、本当に得るものが多く、今回の経験を生かして来年の実施をすでに計画しています。

来年はさらに参加者を増やし女子の参加者を入れることも検討しています。

最後に、今回ご協力いた日本とベルギーのスタッフや関係者に本当に感謝したいと思います。


地元のスポーツ紙に掲載されました