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チョンジュMBC国際ジュニアロードレース大会速報 5/26

[発信日時 Tue, 26 May 2009 19:22:56]

 第5ステージ・レース展開

 今朝は少し涼しい朝を迎えた。

今日のスタート地点は、安東駅前で宿舎を出ればすぐのところであった。

招集が8時30分からなので、宿舎でゆっくり過ごし招集が始まるころにホテルを出た。

 ギヤチェック・サインは駅前の広場で、チームカーは路上に駐車し、その付近で準備を行った。

 9時15分より表彰式が行われ、昨日の第4ステージで2位になった笠原の表彰がまず行われ、そのあと総合成績で第1位になった笠原に黄色のリーダージャージが渡された。

 最後にJAPANチームは昨日の団体成績で第2位となったので表彰台へは木下が行き、クリスタルの楯を受け取った。

 定刻通り午前9時30分、安東駅前をスタート。天気は薄曇りで、今日も補給が忙しくなりそうである。スタートして最初の5.2kmはパレードとなった。

コースは昨日と異なり片側2〜3車線で、路面状況も昨日と比較すると良い方であった。

 今日のコースは前半ほぼ平坦で、後半にやや急な登りがあり、そのあたりがポイントと考えられた。しかし、7km付近から何度もアタックがかかり、ついには9km付近で8名の逃げが決まり、メイン集団に31秒の差をつけた。そこには、木下と梅原の2名の選手も含まれた。

 14km付近では1名が脱落し7名となり、メイン集団とは23秒差であった。

 メイン集団からは先頭グループを追走する者も数名現れていた。木下は19km付近で前輪がパンクし、先頭グループから脱落した。その直後、21km付近で集団落車が起こり、西川はこの落車で収容となった。また大中も後輪のスポークが折れ、ホイルを交換してメイン集団を追った。その間に先行集団は7名となり、メイン集団との差は32秒となる。

 37km付近では2回目の集団落車が起こり、今度は新井と黒枝が巻き込まれた。新井は態勢を立て直してメイン集団を追ったが、黒枝は自転車のエンドが曲がりスペアバイクと交換してメイン集団を追ったがタイムアウトで収容となった

 その間に梅原は集団から遅れ、46km付近では韓国4名、カザフスタン1名、ウズベキスタン1名の6名の先頭グループが形成され、メイン集団との差が2分36秒に広がった。この時点で先頭グループに選手を送り込んでいない日本チームは苦しくなり、何とかメイン集団のペースを上げようと試みるもペースは上がらず、逆に差を広げられ73km付近では3分13秒に広がった。

 残り25kmを切った90km付近で韓国選手2名が先頭グループから脱落しタイム差も2分35秒に縮まった。ただその後もメイン集団のペースは上がらず、残り10kmを切る頃にはまた3分32秒の差をメイン集団につけた。

そのまま、先頭グループ4名のゴール勝負となり、ゴールスプリントを制したのは、昨日の第4ステージを制したNo.34の韓国チャンピンであった。

 結局、完走した日本選手は皆、メイン集団でゴールした。今日は日本チームにとって苦しい展開となり、個人総合・団体総合とも優勝は苦しくなったが、最終日も最後まで全力を尽くしたいと思う。

 なお、団体ではJAPANが7位、高体連選抜が10位となり、団体総合ではJAPANは4位、高体連選抜は6位となった。

リザルト(5月26日)

第5ステージ順位

第9位 中里
第12位 笠原
第14位 木下
第41位 徳田
第47位 池部
第52位 新井
第58位 西沢
第61位 大中
DNF  梅原
DNF  黒枝
DNF  西川

第5ステージまでの総合成績

第4位 笠原(タイム差2分43秒)
第7位 西沢(タイム差3分11秒)
第12位 新井(タイム差3分38秒)
第14位 中里(タイム差3分41秒)
第18位 大中(タイム差3分41秒)
第21位 徳田(タイム差3分41秒)
第26位 池部(タイム差3分47秒)
第28位 木下(タイム差4分19秒)
第46位 黒枝(タイム差36分26秒)
第48位 西川(タイム差36分26秒)
第49位 梅原(タイム差36分26秒)

第5ステージ団体成績

第7位 JAPAN
第10位 高体連選抜

第5ステージまでの団体総合

第4位 JAPAN
第6位 高体連選抜

報告:JCF team監督/坂井田


[発信日時 Tue, 26 May 2009 06:47:31]

09チョンジュMBCジュニア国際ロードレースについて(速報)

第5ステージの朝

 おはようございます。

 今朝も6時に起床し現在朝食中です。今朝のこちらの天気は曇り。朝はやはり少し涼しいです。

 今朝の健康調査によると全員生徒の体調は問題ないようです。

 昨夜は各部屋ともシャワーが使えないトラブルがありましたが、皆トラブルには慣れっこになりたくましく過ごしています。選手の疲労はかなりのものになっ

てきています。これから残り2ステージは気力で乗り越えるしかありません。足を負傷した宮野君の状態は相変わらずです。ネット環境も昨日と同様で、ホテルのPCから送信しています。

 さて、本日の第6ステージはAn−dongからChoong−jooまでの距離111.8kmのコースです。このコースは後半75km過ぎからこのコース最大の登りがあり、このあたりからがポイントとなりそうです。

 また昨日のように路面状態も心配で、パンクなどのトラブルが無いことを願うだけです。昨日の結果、笠原が個人総合第1位になりましたが2位の韓国選手との差は僅か3秒でこの差が少しでも広げられ、またJAPANチームの総合優勝に向けて全員で協力しあうことで選手の気持ちは一つになっています。

 このあと、8時15分にホテルを出発し、5分ぐらいのスタート地点まで選手は自走で行きます。スタート前に昨日、個人2位となった笠原の表彰と総合2位の表彰があり、スタートは9時30分です。

  今日も日本チームとして全員がそれぞれの役目を果たし、全力で戦っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

報告:JCF team監督/坂井田

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