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ジュニア世界選手権大会レポート(2009/08/07)

※モスクワとの時差は-6時間です。

 昨日の長い一日から一夜明け、昨日到着した選手団は少し時差ぼけもありますが全員午前7時に朝食を取り、また本日の女子タイムトライアルロードに出場する上野選手とそのスタッフは7時半に朝食を取りそれぞれ準備に入りました。

 朝食はバイキングで品数も多く、普通に食べられる物ばかりでした。国別に分かれているトラック公式練習は、日本チームが9時から11時までであり、そこに行く選手とスタッフは8時にホテルを出発し、11時に始まる女子タイムトライアルロードに出る選手とスタッフは9時にホテルを出ました。今朝は天気は晴れていますが、とても涼しく寒いくらいでした。今日の予想では、最高気温が18度で、湿度が40%ぐらいだそうです。

 トラック班は8時半には競技場に着き、倉庫から自転車を出し各自組立に入りました。30分くらいで準備ができ練習を開始しました。走路ではイタリアの団抜チームがすでに練習を始めている以外は練習をしておらず、6カ国が練習に入るはずが今日は日本とイタリアだけが使用するようでした。練習に入ってすぐによく滑る板張りバンクのせいか横山君と末木君が滑って落車。しかし、慣れるのも早く、その後は普通に周回練習などを時間までこなしました。

 この競技場は、1980年のモスクワオリンピックの時に使われた競技場で、作られて30年近くたちますが大変趣のある競技場です。

 10時からはトラック競技場横の周回コースで行われる個人ロード・レースの公式練習が始まり、このロードに今回出場する黒枝君が練習に行きました。コースは登りと下りが繰り返すジェットコースターのようなコースで、道幅も狭く路面状態も良くなく危険個所も多い難コースですが、外国人選手はその下りでもスピードを出して楽しんでいるようでした。昼食は全員で競技場横の食堂で取り、そのあと午後2時まであるロードの公式練習に黒枝君が行き、帰りを待って全員でホテルまで戻りました。ロード会場に行った選手・スタッフはまだ戻っていませんでしたが、電話で上野選手が24位になったことを知らされました。そのレポートは大野先生から聞いてお知らせします。

 今回宿泊しているホテルは、モスクワの中心街に近く高級なホテルのようで、ホテル内のレストランは値段が高く、今日の夕食も昨日行ったショッピングセンター4階のフドーコートでした。今日の選手はしっかり食べられる物を選んで食事していました。

 モスクワの夜は午後10時頃まで明るく、ショッピングセンターも午後10時まで営業をしており、遅くまで多くの人で賑わっています。明日もトラック・ロードとも公式練習がありますが、トラックの練習時間は19時〜21時と夜遅くの時間帯で、明日のスケジュールに苦慮しそうです。

では、女子のタイムトライアルロードのレポートは後ほどします。

監督:坂井田


ホテル前

競技場

モスクワ川

競技場へ

モスクワ川

モスクワ川
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